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06/10/16(月) 17:56:49

カテ: 漫画/

サタニスター

by gerorine

satanister.JPGさて今度は先日買った漫画のレビュー。

ゾンビ屋れい子」スマッシュヒットを飛ばした三家本礼先生の新作「サタニスター」でございますよ。

簡単に感想を言ってしまえば、「ゾンビ屋」で見せたブレーキの壊れたジープっぷりを確実に、むしろ増幅させて戻ってきたかのような、B級イカレポンチング・ウィズズ・グチャドロバイオレンスおっぱいな傑作。少なくても「ミカモン・イズ・ノット・デッド」はこの時点では達成されていると思います、ハイ。

そして、「ゾンビ屋」のコミックス版最終巻の解説で、大西祥平さんが「読者の趣味とエンターテイメントが奇跡の合致」(俺要約)と書いてましたが、当然コレも踏襲、というか、むしろ共に増幅させてしまってますねコレは。三家本先生のリスペクトとトラウマが「ゾンビ屋」ではさりげなく…という感じが、「サタニスター」ではむしろ社会の窓をオープンさせるかの如く堂々ったるオープンっぷり。「ゾンビ屋」で「ジョジョに似てる」と言われた事がよっぽど気に食わなかったのかwチェーンソーをヒモ付きでブン投げる離れ技を残しつつも、そのチェーンソー自体がでかくなったような印象。むしろチェーンソーで斬るな、殴れ!みたいな。

んでこっから内容に関する突っ込み。いきなりですが最初の2回、メインヒロインの「サタニスター」は出てきません!存在する匂いすら無し!敵となるであろう殺人狂女王「バルキリー」がメインの話が2回続くといういきなりの狂いっぷり。まあ大人の事情も見え隠れするもののwこれをコミックスにした結果クレイジーさが逆に表立って良い方向になったなぁ、とすら思います。

あと三家本作品では常に「次のページをめくる楽しさ」を意識してるなぁ、ってのは感じますね。ゾンビ屋も「巨乳ドラゴン」にしてもそうですが、1話でいきなり「キレイに終わりそう→次のページで見開きで物語そのものをくい下がられる」というコンボをやられたら、その後も期待せずにはいられないよなぁ…という巧さが。この面白みは、「ホラー漫画」であり、掲載された雑誌も「ホラーM」という「ホラー専門誌」だからこそ鍛えられたものなのかなぁ、と推測。そういうベースもしっかりしてるからこそ、三家本先生は支持されるんだよなぁ、と改めて思いましたとさ。

あと、個人的に一番色々とスパークしちゃってるのが4話。「ホールガール」という、巨大ドリルを武器にして語尾に「デスゥ」ならぬ「ですゥ」を連発する敵キャラが登場するのですが…ドリルフェチに勃起を促す巨大らせん型ドリル(アストロ球団で球一が握ったアレの超巨大版)もステキだけど、問題はオール黒目で「ですゥ」連呼。…翠星石?…いや、むしろ「実装石」なのかもしれない。そういえば5話では水銀燈にちょっと似てる「ブラックロリータ」なんてのも出てきましたし。

…という事はですよ、一時期三家本先生にとしあきor「」疑惑が有った訳ですが、作者自らその疑惑を肯定するようなキャラですよコレは!いやもしかしたら単にローゼンメイデンを見てただけかもしれませんがw 何この微妙な親近感

とっしー疑惑の他にも、三家本先生には「はだゲン好き疑惑」も有ったのですが…ってコミックス版の日記で書いてるし壺でも関係者らしき人間から「ゲンプロ見てるらしい」って書かれてたから疑惑でも何でもないか。でもコレも4話でいきなり進次or隆太の絵(マルシー中沢啓治の表記付きw)を出して「コレは誰!」「はだしのゲンの弟の進次!」「はずれー!(中略)隆太でしたー!」というやりとりが。ゲンネタの中でもかなり正しいモノを持ってきやがった!やはり三家本先生はゲンプロのどっかに居るよ! 何この更なる親近感

もっとも、それ以上に直接的な敵キャラが居ますが…機械人間「墓井田(はかいだ)」って!ストレートすぎて吹いた。

154727_70.jpgともかく今回は三家本先生の暴走が再び始まった感じがして何より。ゾンビ屋を超えられるかとかそういうプレッシャーはともかく、またしてもレジェントとなるべき漫画が誕生したなぁ、とは言いたい。三家本先生はやっぱ良い意味でクレイジーです!

そんな訳でついでに昔もらったサインも載せておきますね。下は勿論当該の尼アフィ。現時点で☆5つキープです。

サタニスター 1 (1)
  • 発売元: ぶんか社
  • 価格: ¥ 600
  • 発売日: 2006/09/19

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